ストレスを溜め込む人と溜めない人、最も大きな違いは?

こんにちは。
心理セラピストの会田えみです。

日々の生活で、知らず知らずのうちに溜まっていく「ストレス」。


あなたは、

いつもモヤモヤ&イライラでいっぱい
「ストレスを溜め込むタイプ」

イライラ&モヤモヤはその日のうちに解決
「ストレスは溜め込まないタイプ」

どちらのタイプでしょうか?

できることなら、心も身体も健康でストレスフリーな日々を過ごしたいですよね。

今日は、「ストレスを溜め込む人」と「ストレスを溜めない人」は一体何が違うのか?
両者の最も大きな違いをお伝えします。

ストレスを溜め込む人と溜めない人、決定的な違いは?


ストレスを溜め込む人と溜めない人の、最も大きな違い。

それは、
「怒り」の感情がうまく使えているかどうか?

です。

どういうことか、というと、

ストレスを溜め込む人
ガマンしている人(イヤが言えない、自分の意見・要望を言わない)

ストレスを溜めない人
ガマンしない人(イヤなことはイヤと言う、自分の意見・要望を言う)

といえます。

一方で、「怒り」の感情には大切な役割があります。

例えば、
「NO」を言う力(断る力)
自分の意見や要望を伝える力
自分の大事なもの(人、価値観、立場など)を危険から守る力
問題や困難を乗り越えて前に進む力

などです。

なので、
「怒り」がうまく使えるとガマンが減るので、ストレスも溜まらない

ということになります。

ちなみに、「怒り」と聞くと、「大声で怒鳴る」「暴力をふるう」などが思い浮かびがちですが、これらは「怒り」ではなく「攻撃(人を傷つける行為)」で全くの別物です。

「怒り」と「攻撃」の違いついては、また別の機会にお伝えしようと思います。

「怒り」が使えない人ほど悩みが多い


少し想像してみてください。
「怒り」の感情をうまく使えないと、日々の生活はどうなるでしょうか?

毎日重い足取りで職場に行くと、

上司から理不尽な理由で怒られ、萎縮しながら仕事をこなす日々・・・

残業を頼まれると、友達との飲み会をキャンセルしてまで引き受けてしまう

ひとたび仕事で問題が起きても、誰にも相談できず一人で抱え込みモチベーションはゼロに・・・

休日に友達や恋人に会うと、

つねに相手の希望を優先して、自分の希望は言えずじまい

「イヤだな」と思うことがあっても、気持ちを押し殺して平気なフリをしてしまう・・・

これをずっと続けると、人生はどうなっていくでしょうか?

ストレスが溜まり続け、つらい悩みが増えるばかり。
心も身体もボロボロになってしまいます。

実は・・・
これは他でもない過去の私のお話です。

「怒り」がうまく使えると、人生は一気に好転する

仕事もプライベートもガマンばかりで、ストレスまみれだった私。
溜まったストレスは、やがて「つらい悩み」となり人生はしんどくなる一方。

そして私が、しんどい人生から抜け出せたいちばんの要因は、長い間マヒしていた「怒り」の感情を取り戻すことができたからです。

実際のカウンセリングでも、クライアントさまが「怒り」のパワーを使えるようになると、一気に問題解決が進んでいきます。

すると、仕事でもプライベートでも、

相手を尊重しつつ、自分の気持ちや意見を伝えられる

イヤだと思うこと、理不尽だと思うことに対して、はっきり「NO」が言える

問題が起こっても、周りに助けを求めて乗り越えていける

その結果、人生がどんどん良い方向に向かっていきます。

まとめ

今回のまとめ

1. ストレスを溜め込む人と溜めない人の最も大きな違い
 →「怒り」の感情がうまく使えているかどうか?で決まる。

2.「怒り」の感情には、大切な役割がある
NOを言う力
自分の意見を主張する力
大切なものを守る力
問題解決をして前に進んでいく力

「怒り」の感情は、生まれながらに私たちに備わっている大切な感情です。
そして何よりも、悩みを解決して幸せな人生に向かっていく原動力になります。

もしあなたが、「いつもガマンばかりでストレスを溜め込んでいる」と悩んでいるなら、解決の鍵は「怒りの感情」にあるかもしれません。

ぜひ、「怒り」のパワーを上手につかって、ストレスを溜めない習慣を心がけてみてくださいね。

あなたがストレスから解放されて、幸せの方向に向かっていくのを心から応援しています!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。