セラピーを受けて人生が変わる人、変わらない人の違いとは?

こんにちは。
心理セラピストの会田えみです。

今日の内容は、もしかすると少しだけ耳の痛い話だと感じるかもしれません。
でも、とても大切な話なので、お伝えしようと思います。

セラピーを受けて人生が「変わる人」「変わらない人」 最も大きな違いとは?

多くの方にセラピーをしていると、どんどん変化していく方もいれば、なかなか悩み解決が進んでいかない方もいます。

セラピーを受けて「変わる人」と「変わらない人」。
いったい何が違うのでしょうか?


たくさんありますが、もっとも大きな違いをあげるとすれば・・・

”悩みを解決するために、「自分自身が変わる必要がある」という意識が持てているか?”です。

「責任者意識」と「被害者意識」あなたはどちら?

悩みを解決して人生を変えるためには、

周りを変えるのではなく、自分が変わる必要がある
自分の人生だから、誰でもない自分自身の力で変えていく

というマインドがとても大切になります。

一方で、人生が思うように変わらない時、

悪いのは相手であって、私は悪くない(変わるべきなのは相手だ!)
私は無力で何もできない。誰か代わりに何とかしてほしい

というマインドになっていることが多いです。
それどころか、どんどん幸せから遠ざかってしまう可能性があります。

前者が「責任者意識」、後者が「被害者意識」といわれるものです。

あなたは、どちらのマインドでいることが多いでしょうか?

物事がうまくいかないとき、つい相手を責めたり、相手を変えたくなる気持ちはよくわかります。

そして、長い間つらい悩みの渦中にいると、「誰かに何とかしてほしい」と、自分の人生を誰かに委ねたくなることもあるかもしれません。

でも、残念ながら、これらの作戦はうまくいかないことがほとんどです。
なぜなら、あらゆるものの中で、唯一変えることができるのは、「自分」だけだからです。

周りを責め続けるほど、人生はうまくいかなくなる理由

さて、ここまで色々とお伝えしてきましたが・・・

実は、そんな私こそ、子供の頃からずっと「被害者意識」から抜け出せず、投げやりな人生を過ごしてきました。

30代になり、「このまま人生を終わらせたくない!」という思いで学び始めた心理学。

「このまま周りを責めていても何も変わらない」
「自分が変わる必要がある」

という責任者意識を持てるようになったら、人生がガラリと好転しました。

そして、今では心理セラピストとして、自分と同じように悩んでいる方のサポートをしています。

※過去の私が、どうやって被害者意識から抜け出したのか?
より詳しく知りたい方はコチラから

頑張りが報われずに、人生を諦めていた子供時代

私は、病気がちな母親と、仕事ばかりの父親の間で一人っ子として育ち、子供の頃から不安や寂しさを抱えていました。

家の中は、いつも張り詰めた雰囲気が漂い、機嫌が急に変わる母親に怯える日々。
助けを求めても、家のことを顧みない父親。

どんなに頑張っても、いい子でいても、何一つ変わらない現実。
人生に絶望し、それ以来、ずっと心の中で両親を責め続けてきました。

抜け出せない「被害者意識」の沼

大人になってからも、

「会社に行くのが憂鬱なのは、厳しい上司のせいだ!」

「彼氏がもっと優しければ、こんなに悩まないのに・・・」

「なんで、よりによって、こんな両親の元に生まれてしまったんだろう」

「お母さんとお父さんがちゃんと育ててくれたら、もっと幸せな人生を送れたのに!」

と、うまくいかない原因を、すべて周りのせいにしていました。

そして、どんどん膨れ上がってくる、「なんで、私ばっかりこんなにつらい目にあわなきゃいけないんだ!」というやり場のない憤り。

その結果、どうなったか?


周りを責めればせめるほど自分自身も苦しくなり、どんどん幸せから遠ざかっていきました

なぜなら、「ダメな部分を見つけて責める」という心のクセは、周りに対してだけでなく自分自身に対しても発動していたからです。

心理学を学んで知った、衝撃の事実

そして、いよいよ人生が行き詰まり学び始めた心理学。

そこで、

なぜ自分の人生がうまくいかないのか?
その一番の原因は、他でもない「自分自身」にあった

という衝撃の事実を知ることに。

幸せになるためには、「自分が変わるしかないんだ」と気づくのに、実に30年近くもかかりました。

「もっと早く気づいていれば・・・」と思うものの、過ぎてしまった時間は取り戻すことができません。

そんな私ですが・・・
コツコツ悩み解決に取り組み、今では穏やかで楽しい毎日を過ごしています。

まとめ

セラピーを受けて悩みが「解決する人」「解決しない人」の一番大きな違いは、「自分が変わる」「自分の力で人生を変えていく」というマインド(責任者意識)を持てているか?

ということをお伝えしました。

人生がうまくいかないときに、

・○○が変わってくれれば、もっと楽しく過ごせるのに・・・
・△△さえなければ、こんなイヤな気持ちにならずに済むのに・・・

と思う気持ちは、よくわかります。

そして、決して悪いことでもダメなことでもありません。

でもね、やっぱり、
変えられるのは「自分だけ」なのです。
そして、「自分の人生」に責任を持てるのも、自分だけです。

そしてもうひとつ。

「あなたは、ちゃんと悩みを解決する力を持っている」ということを忘れないでください。

もしあなたが、

自分の人生だから、自分の力で変えていきたい
生きづらさを解決して、もっと自由で楽しい人生にしていきたい

「そのために、勇気を出して一歩踏み出したい」と少しでも思っているなら、私は、そんなあなたを全力で応援します。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!